よくある質問150:ボックス①の部下の指導法を教えてほしい。
解答150:ボックス①の部下の指導法についてFAQ148~FAQ150の3回シリーズでお送りしています。 FAQ148では、ボックス①の部下を指導する上での一般的な注意事項を紹介し、FAQ149では、ボックス①の部下のプロフィールと特徴を提示させて頂きました。 FAQ150では、いよいよ、「小山内元さんをどう指導するのか」について考えていきましょう。
それでは、小山内元さんの指導法の1例を紹介します。
<目標:理論的側面:Low→Medium>
理論的側面と感情的側面の診断結果の中で特に課題として挙げられた理論的側面の製品関連の知識とセリングスキルの強化を中心としたコーチングプランを紹介します。
1.面談の中で、MRとしての基本姿勢の重要性を伝え、現時点で期待に応えていないことを伝える
2.面談の中で、一日同行や営業所勉強会を通じて製品知識・スキルの強化を依頼する
3.「セリングスキル強化」をテーマに四半期(90日間)に3日の一日同行を行なう
・ 同行日の前日までに訪問計画をメールで送るよう依頼する
・ 同行前に面接を行ない、何時、どの施設で、誰と面談し、何を話し、最終的にどうなりたいかを確認する
・ 訪問予定の3人以上の顧客を対象としたロールプレーを駐車場で行なう
・ なるべく説明会の予定がある時に一日同行を組み、予行演習と本番に立ち会う
4.「製品知識とセリングスキル強化」をテーマに毎週2回開催する営業所勉強会に参加してもらう
・ 毎回宿題(自社品と競合品の勉強)を与え、ロールプレーで理解を確認する
5.「セリングスキル強化」をテーマに上山志津⑨に担当施設で小山内元①と同行してもらう
6.「地域包括ケア」をテーマに毎月30分の会議を開催し、司会・進行を営業所長である私が勤める
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