よくある質問168:ボックス③の部下の指導方法を教えてほしい。
解答168:ボックス③の部下の指導法についてFAQ166~FAQ168の3回シリーズでお送りしています。 FAQ166では、ボックス③の部下を指導する上での一般的な注意事項を紹介し、FAQ167では、ボックス③の部下のプロフィールと特徴を提示させて頂きました。 FAQ168では、いよいよ、「下山ひふみさんをどう指導するのか」について考えていきましょう。
それでは、下山ひふみさんの指導法の1例を紹介します。
<目標:感情的側面:Low→Medium>
理論的側面と感情的側面の診断結果の中で特に課題として挙げられた感情的側面の会社への理解と組織貢献への情熱の強化を中心としたコーチングプランを紹介します。
1.面談の中で、感情的側面の以下の項目が、現時点で期待に応えていないことを伝える
・ 会社、営業部、支店、営業所の方針や目標を批判するだけで、提案を行なうことがない
・ 会議に遅刻してきたり、自分のセッション以外は、スマホやPCを見ていることがある
2.面談の中で「顧客から信頼される話法」は支店を代表するレベルであり、他のMRに伝授することを依頼する
・ 「顧客から信頼される話法を学ぶ」をテーマに下山ひふみ③に担当施設で大田孝三⑧と同行してもらう
・ 「顧客から信頼される話法を学ぶ」をテーマに営業所会議でデスカッションの司会・進行を依頼する
3.「顧客から信頼される話法を学ぶ」をテーマに四半期(90日間)に1回の二日間連続同行を行なう
・ 同行終了後、根本原因診断ツールを使い、問題を特定し、コーチングプランを作成し、支店長に相談する
4.「顧客から信頼される話法や態度を学ぶ」をテーマに支店長同行を支店長に依頼する
・ 同行の最後に、支店長から下山ひふみ③の強み・弱み、キャリアをアドバイスしてもらう
5.「地域包括ケア」をテーマに毎月30分の会議を開催し、司会・進行を営業所長である私が勤める
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