よくある質問153：ボックス⑧の部下の指導方法を教えてほしい。
解答153：ボックス⑧の部下の指導法についてFAQ151~FAQ153の3回シリーズでお送りしています。 FAQ151では、ボックス⑧の部下を指導する上での一般的な注意事項を紹介し、FAQ152では、ボックス⑧の部下のプロフィールと特徴を提示させて頂きました。 FAQ153では、いよいよ、「大田孝三さんをどう指導するのか」について考えていきましょう。
それでは、大田孝三さんの指導法の1例を紹介します。
＜目標：理論的側面：Medium→High＞
理論的側面と感情的側面の診断結果の中で特に課題として挙げられた理論的側面の顧客から信頼される話法や態度の強化を中心としたコーチングプランを紹介します。
１．「顧客から信頼される話法や態度」をテーマに四半期（90日間）に2日の一日同行を行なう
・ 同行日の前日までに訪問計画をメールで送るよう依頼する
・ 同行前に面接を行ない、何時、どの施設で、誰と面談し、何を話し、最終的にどうなりたいかを確認する
・ 情報収集チェックシートを使い、「専門分野と交友関係と好きな話題と嫌いな話題」の理解を確認する
・ ドクターのタイプで話す内容（患者中心など）と話し方（単刀直入になど）を事前に決めて訪問する
・ 訪問予定の3人以上の顧客を対象としたロールプレーを駐車場で行なう
２．「顧客から信頼される話法や態度を学ぶ」をテーマに下山ひふみに担当施設で大田孝三と同行してもらう
３．主力製品のプロマネを上山志津から継承し、次世代のエースとして活躍してほしいことを伝える
４．主力製品のプロマネが全員参加する支店会議に参加し、営業所の問題解決に必要な知識を学んでもらう
５．所員と協力し、営業所全体の主力製品のドクターズマップを作成し、交友関係を意識した戦略を立ててもらう
６．「地域包括ケア」をテーマに毎月30分の会議を開催し、司会・進行を営業所長である私が勤める
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