北斗塾ブログ

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北斗塾FAQ 146:ナインボックスを使った部下指導 後編:ボックス別の部下指導:ボックス④の2

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よくある質問146:ボックス④の部下の指導法を教えてほしい。

解答146:ボックス④の部下の指導法についてFAQ145~FAQ147の3回シリーズでお送りしています。 FAQ145では、ボックス④の部下を指導する上での一般的な注意事項を紹介しましたが、FAQ146~FAQ147では、ボックス④の部下の1例を提示させて頂き、その部下であれば、「あなたらどう指導するのか」を考えて頂きます。
それでは、ボックス④の部下の症例検討会をスタートします。
<プロフィールと特徴>
名前:中屋敷昭一、社歴:3年目、社会人歴:3年目、性別:男性
理論的側面と感情的側面の診断結果をお示しします。
理論的側面は、加重平均=1.6とLowとなり、特に顧客との信頼関係構築や卸との連携に課題があります。
感情的側面は、加重平均=2.9とMediumで、社会人としてのマナーはしっかりしていますが、目標達成意欲に少し課題があるようです。
営業総合ランキング:7位、達成率:7位、グロス:9位、伸び率:6位
コーチング履歴:四半期(90日間)に6日の一日同行を実施している
研修履歴:営業所の製品勉強会に毎週参加
組織での役割:大川真一郎のメンター、会議室の手配・資料作成も担当
チームへの貢献:一意専心な、一途な、誠実な、知識とスキルを提供する(Specialist)
関心・興味:サッカー観戦(セレッソ大阪
特記事項:大学時代フットサルの同好会に所属していた
ナインボックスのポジション:ボックス④、理論的側面:Low、感情的側面:Medium
特徴1:一日当たりの顧客訪問軒数が少ない
特徴2:全般的に製品知識・セリングスキルが低い
特徴3:卸と共通ゴールの達成に向け連携・協働が不十分である

あなたは、このボックス④(理論Low/感情Medium)の部下をどう育成しますか?
来週、この部下のコーチングプラン(計画立案)の例を紹介します。

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