よくある質問147：ボックス④の部下の指導法を教えてほしい。
解答147：ボックス④の部下の指導法についてFAQ145~FAQ147の3回シリーズでお送りしています。 FAQ145では、ボックス④の部下を指導する上での一般的な注意事項を紹介し、FAQ146では、ボックス④の部下のプロフィールと特徴を提示させて頂きました。 FAQ147では、いよいよ、「中屋敷昭一さんをどう指導するのか」について考えていきましょう。
それでは、中屋敷昭一さんの指導法の1例を紹介します。
＜目標：理論的側面：Low→Medium＞
理論的側面と感情的側面の診断結果の中で特に課題として挙げられた理論的側面の特に顧客との信頼関係構築や卸との連携強化を中心としたコーチングプランを紹介します。
１．「訪問軒数のアップ（+3軒）」をテーマに四半期（90日間）に2日の一日同行を行なう
・ 同行日の前日までに訪問計画をメールで送るよう依頼する
・ 同行前に面接を行ない、何時、どの施設で、誰と面談し、何を話し、最終的にどうなりたいかを確認する
・ 情報収集チェックシートを使い、「面談ベストタイムとメールアドレスを含む連絡手段」の理解を確認する
・ 卸訪問も同行予定の中に加え、MSからの情報収集のやり方を自らやって見せる
・ 訪問予定の3人以上の顧客を対象としたロールプレーを駐車場で行なう
２．「競合品と疾病の知識とセリングスキル強化」をテーマに毎週2回開催する営業所勉強会に参加してもらう
・ 毎回宿題（競合品と疾病の勉強）を与え、ロールプレーで理解を確認する
３．「訪問軒数のアップ（+3軒）」をテーマに上山志津⑨に担当施設で中屋敷昭④一と同行してもらう
４． 大川真一郎①のメンターを卒業し、面談ベストタイムとメールアドレスの情報収集に全力を尽くしてもらう
５．「地域包括ケア」をテーマに毎月30分の会議を開催し、司会・進行を営業所長である私が勤める
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