北斗塾ブログ

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北斗塾FAQ 149:ナインボックスを使った部下指導 後編:ボックス別の部下指導:ボックス①の2

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よくある質問149:ボックス①の部下の指導方法を教えてほしい。

解答149:ボックス①の部下の指導法についてFAQ148~FAQ150の3回シリーズでお送りしています。 FAQ148では、ボックス①の部下を指導する上での一般的な注意事項を紹介しましたが、FAQ149~FAQ150では、ボックス①の部下の1例を提示させて頂き、その部下であれば、「あなたらどう指導するのか」を考えて頂きます。
それでは、ボックス①の部下の症例検討会をスタートします。
<プロフィールと特徴>
名前:小山内元、社歴:2年目、社会人歴:12年目、性別:男性
理論的側面と感情的側面の診断結果をお示しします。
理論的側面は、加重平均=1.6とLowとなり、特に製品関連の知識とセリングスキルが低い傾向にあります。
感情的側面は、加重平均=2.2とLowとなり、顧客志向はあるのですが、組織貢献への情熱に課題があります。
営業総合ランキング:9位、達成率:9位、グロス:4位、伸び率:9位
コーチング履歴:四半期(90日間)に1日の一日同行を実施している
研修履歴:なし
組織での役割:なし
チームへの貢献:融通がきかないところがある。新しい可能性に対応するのが遅い(Implementer)
関心・興味:麻雀のプロの資格を持っている
特記事項:他の業界で10年の営業経験を持つ
ナインボックスのポジション:ボックス①、理論的側面:Low、感情的側面:Low
特徴1:顧客訪問は熱心に行っているが、成果につながっていない
特徴2:全般的に製品知識・セリングスキルが低い
特徴3:会議に遅刻、報告書の内容が乏しい

あなたは、このボックス①(理論Low/感情Low)の部下をどう育成しますか?
来週、この部下のコーチングプラン(計画立案)の例を紹介します。

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