北斗塾ブログ

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北斗塾FAQ 188:ナインボックスを使った部下指導:本社スタッフの理論的側面の概要

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よくある質問188:本社スタッフのナインボックスの理論的側面の概念を教えてほしい。

解答188:本社スタッフ(プロダクトマネージャー)であれば、マーケティングプランの策定能力」と「マーケティングプランの実行能力」と「マーケティングプランの検証能力」がメイン(核となるコンピテンシーとなり、「重要顧客との関係強化スキル」、「PCスキル」、「問題解決能力(Plan/Do/See)」、「コミュニケーション能力」がサブ(補完的なコンピテンシーとなります。 FAQ188では、本社スタッフ(プロダクトマネージャー)の理論的側面のメイン(核となるコンピテンシー)を紹介しながら、理論的側面のHigh/Medium/Lowのイメージを持ってもらってから、FAQ189で、サブ(補完的なコンピテンシー)も含め、本社スタッフ(プロダクトマネージャー)の理論的側面の全容を紹介していきます。 

それでは、本社スタッフ(プロダクトマネージャー)を例に、理論的な側面のHigh/Medium/Lowの概念を説明します。
1.マーケティングプランの策定能力」では、マーケティングのお作法やデータ分析に基づいてフルストリーのマーケティングプランを策定に秀でている部下(上位2割)はHighのボックスに該当し、平均的なレベル(中間の6割)であればMediumのボックスに該当し、能力に課題がある部下(下位2割)であればLowのボックスに該当します。
2.マーケティングプランの実行能力」では、マーケティングプランに則った講演会や販促物をタイムリーに社内外の顧客に届けることに秀でている部下(上位2割)はHighのボックスに該当し、平均的なレベル(中間の6割)であればMediumのボックスに該当し、能力に課題がある部下(下位2割)であればLowのボックスに該当します。
3.マーケティングプランの検証能力」では、社内外の顧客の声をタイムリーかつシステマティックに収集し、次のプランや活動に反映させることに秀でている部下(上位2割)はHighのボックスに該当し、平均的なレベル(中間の6割)であればMediumのボックスに該当し、能力に課題がある部下(下位2割)であればLowのボックスに該当します。
理論的な側面の特徴は、経験値が増えれば、Low→Medium→Highにランクアップしていきますが、まったく新しい取り組みについては、すべての部下がLowからスタートすることになります。
また、理論的な側面のすべての要素が同じボックスに入るわけではなく、ばらつきがあることを忘れないでください。

 

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