北斗塾ブログ

一般社団法人神戸北斗塾の塾長のブログです

北斗塾FAQ 166:ナインボックスを使った部下指導 後編:ボックス別の部下指導:ボックス③の1

f:id:ichiro-kikushige:20181229120437j:plain

よくある質問166:ボックス③の部下の指導方法を教えてほしい。

解答166:ボックス③の部下の指導法についてFAQ166~FAQ168の3回シリーズでお送りします。 FAQ166では、ボックス③の部下を指導する上での一般的な注意事項を5点紹介します。

  • ボックス③の部下は、営業所にとって最強のブレーキ役ですので、支店長と相談しながら、感情的側面(意欲・情熱)を上げるコーチング行ってください。
  • まずは、ナインボックス診断エクセルシートを使い、感情的側面の中で、どこに改善ポイントがあるかを部下に指摘し、この課題解決が、非常に重要であることを部下にはっきりと伝えます。
  • 次に、根本原因診断ツールを使い、この課題がどこから生まれたのかを特定し、どうすれば改善されるかを部下と考えることが重要です。根本原因の多くは、会社や上司に対する不信感や過去の苦い経験から来ていることが多いので、不信感や過去の苦い経験が生まれた原因を究明し、この原因をどうすれば取り除けるかを一緒に考える必要があります。
  • また、ボックス③の部下の理論的側面(知識・スキル)の強みを理解し、営業所内外にアピールするために二日間連続同行や支店長同行を必ず、実施してください。
  • 最後に、関心度チェックシートを使って、部下が何に興味が高いのかを理解しておくことや成功するマネージャーのハンドブックとベルビンのチームロールモデルを使い、部下に、強み・弱みをフィードバックした上で、「10年後のなりたい姿」を部下に考えてもらってもよいと思います。
  • ボックス③の部下の現在と将来に寄り添うことが求められます。

FAQ166では、ボックス③の部下を指導する上での一般的な注意事項を紹介しましたが、FAQ167~FAQ168では、ボックス③の部下の1例を提示させて頂き、その部下であれば、「あなたなら、どう指導するのか」を考えて頂きます。

尚、北斗塾FAQに対するお問い合わせは、北斗塾の『ホームページ』のお問い合わせフォームで、ご連絡ください。