北斗塾ブログ

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北斗塾FAQ 163:ナインボックスを使った部下指導 後編:ボックス別の部下指導:ボックス⑥の1

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よくある質問163:ボックス⑥の部下の指導方法を教えてほしい。

解答163:ボックス⑥の部下の指導法についてFAQ163~FAQ165の3回シリーズでお送りします。 FAQ163では、ボックス⑥の部下を指導する上での一般的な注意事項を5点紹介します。

  • ボックス⑥の部下の理論的側面(知識・スキル)は、すでに秀でていますので、感情的側面(意欲・情熱)をさらに高めれば、営業所のロールモデルであるボックス⑨に到達しますので、あなたにとって非常に重要な存在です。
  • まずは、ナインボックス診断エクセルシートを使い、感情的側面の中で、どこに強化ポイントがあるかを部下に指摘し、この課題解決が、非常に重要であることを部下にはっきりと伝えます。
  • 次に、関心度チェックシートを使って、部下が何に興味が高いのかを理解しておくことが重要です。ボックス⑥の部下の関心が何なのかを注意深く推察しながら、その関心事と強化ポイントの改善がどう結びつくかを部下に説明し、部下に理解してもらえば、部下は、意欲的に取り組んでくれます。
  • そして、この時期に、営業所の勉強会の運営や理論的側面の低いボックス①④⑦のメンターになってもらい、営業所運営や人材育成に係ってもらい、営業所長への興味と適正を確認することも重要です。
  • 最後に、関心度チェックシートを使って、部下が何に興味が高いのかを理解しておくことや成功するマネージャーのハンドブックとベルビンのチームロールモデルを使い、部下に、強み・弱みをフィードバックした上で、「10年後のなりたい姿」を部下に考えてもらってもよいと思います。ボックス⑥の部下の将来にも寄り添うことが求められます。

FAQ163では、ボックス⑥の部下を指導する上での一般的な注意事項を紹介しましたが、FAQ164~FAQ165では、ボックス⑥の部下の1例を提示させて頂き、その部下であれば、「あなたなら、どう指導するのか」を考えて頂きます。

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