よくある質問121:ナインボックスを使ったSelf Development Planの問題の特定方法を教えてほしい。
解答121:FAQ121では、「ナインボックスを使ったSelf Development Plan」の問題の特定のプロセスを説明します。
FAQ119の理論的側面とFAQ120の感情的側面の自己評価の結果、あなたがボックス④の営業所長であると認識した場合、以下の3つの質問で、あなたの問題を顕在化していくことができます。ここでは、理論的な側面の掘り下げを行なっていきます。
<質問1>理論的な側面の主な構成要素は、コーチングスキルと問題解決能力とリーダーシップの発揮ですが、この中で、特にどこを強化すべきだと考えますか?
<解答1>あなたの答えが、「コーチングスキル」だとします。
<質問2>「コーチングスキル」に関するあなたの特徴的な言動を7つ以上リストアップしてください。
<解答2>あなたの答えが以下の10項目であったとします。
- 顧客に製品特性を理解してもらうためのセリングスキルを丁寧に指導している。
- 顧客との信頼関係を強化するスキルはあまり指導していない。
- 製品知識・周辺知識の指導に注力している。
- MRが、顧客にどう接すればよいのかのヒントになる情報の指導が不十分である。
- 薬剤採用に大きな影響を与える重点施設情報の収集の指導を注力している。
- 地域包括ケアシステムが進む中、担当地域情報の収集の指導が不十分である。
- 若手社員の同行を積極的に行なっている。
- ベテラン社員の同行はあまり行っていない。
- 接点同行が多く、部下指導を主眼とした一日同行が少ない。
- 説明会の予行演習には必ず付き合うようにしている。
<質問3>上記の特徴的な言動の中から、あなたが、最も問題と感じる言動を3つ選んでください。
<解答3>あなたの答えが以下の言動であったとします。
- 接点同行が多く、部下指導を主眼とした一日同行が少ない。
- 顧客との信頼関係を強化するスキルはあまり指導していない。
- ベテラン社員の同行はあまり行っていない。
上記の3つの言動を問題として断定し、Self Development Planを立てていくことになります。
尚、北斗塾FAQに対するお問い合わせは、北斗塾の『ホームページ』のお問い合わせフォームで、ご連絡ください。