北斗塾ブログ

一般社団法人神戸北斗塾の塾長のブログです

北斗塾FAQ 117:ナインボックスを使った顧客管理:問題特定:概要

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よくある質問117:顧客版ナインボックスを使った問題の特定方法を教えてほしい。

解答117:ナインボックスを使ったあなたの顧客全体の代表的な問題を3つ紹介します。

  • 製品シェアの低いボックス③②①の顧客が、1/3以上存在している。
  • 製品シェアの高いボックス⑨⑧⑥の顧客が、1/3以下である。
  • ロイヤルカスタマーであるボックス⑨の顧客が、10%未満である。

また、個々の顧客の情報をどれくらい知っているかは非常に重要です。もし、よく知っていないとすれば、それは大きな問題です。以下に、知っておくべき顧客情報をリストアップします。

1. MRが、顧客を訪問するにあたり、知っておきたい基本情報

  • 患者さんへの影響力(持ち患者数など)
  • 医療関係者への影響力(全国・地域・施設内での役割・影響度)
  • 面談ベストタイムとメールアドレスを含む連絡手段
  • 専門分野、認定医、論文、研究テーマ、所属学会
  • 交友関係(院内、院外)

2. MRが、顧客にどう接すればよいのかのヒントになる情報

  • 患者志向、学術志向、経営志向
  • 好きな話題と嫌いな話題(趣味 ・家族・嗜好品も含め)
  • 話し方(単刀直入に・雑談を多く・じっくり傾聴する)

3. MRが、活動計画の立てるのに必要な情報

  • 自社との繋がり(これまでの活動、かかわりの歴史) 
  • 自社MRとの関係(ナインボックス)

尚、北斗塾FAQに対するお問い合わせは、北斗塾の『ホームページ』のお問い合わせフォームで、ご連絡ください。