北斗塾ブログ

一般社団法人神戸北斗塾の塾長のブログです

北斗塾FAQ 105:現場で役立つ問題解決:問題解決の手法:ナインボックス

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よくある質問105:問題解決の手法(ツール)の中で、ナインボックスの概要を教えてほしい。

解答105:現場(支店・営業所レベル)の問題を解決するための最強かつ最適のツールが、「ナインボックス」です。横軸を理論的な側面、縦軸を感情的な側面と呼び、それぞれHigh/Middle/Lowの3つに分けることにより、全体として9つのボックスに分けることができます、理論的側面Lowかつ感情的側面Lowをボックス1と呼び、順次ボックスの番号が増え、理論的側面Highかつ感情的側面Highをボックス9と呼びます。

理論的な側面の特徴は、「頭を使うこと」で、

  • 営業マンであれば、製品知識セリングスキルがメインとなり、
  • 営業マンの上司であれば、コーチングスキル問題解決能力がメインとなり、
  • 顧客であれば、製品への理解説明スキルがメインとなり、

イメージカラーとして青色を使っています。

感情的側面の特徴は、「心で感じること」で、

  • 営業マンであれば、目標を達成したいという意欲組織貢献への情熱がメインとなり、
  • 営業マンの上司であれば、目標を達成したいという意欲部下の開発育成への情熱がメインとなり、
  • 顧客であれば、勧める意欲熱意思いやりがメインとなり、

イメージカラーとして赤色を使っています。

問題解決の手法(ツール)の中で、これほど明確に、部下や顧客の感情的側面に焦点を当てたツールは無かったと自負しています。長い間、現場の問題に携わり、多くの障害が感情的側面にあったことから、ナインボックスを開発しました。ナインボックスを使えば、あなたの部下一人一人の人材育成上の課題が明確になり、かつ、課題にあった具体的なコーチングが出来るようになります。

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