北斗塾ブログ

一般社団法人神戸北斗塾の塾長のブログです

北斗塾FAQ 174:組織や製品に係る問題解決:KJ法

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よくある質問174:組織や製品に係る問題解決の手法(KJ法)を教えてほしい。

解答174:まず初めに、問題解決の手法(KJ法)の定義を紹介させて頂きます。 
KJ法 とは、文化人類学者の川喜田二郎東京工業大学名誉教授)がデータをまとめるために考案した手法である。KJは考案者のイニシャルに因む。データをカードに記述し、カードをグループごとにまとめて、図解し、論文等にまとめていく。共同での作業にもよく用いられ、「創造性開発」(または創造的問題解決)に効果があるとフリー百科事典のウィキペディに書かれています。

このKJ法」 と次週紹介するSWOT分析」 を組み合わせは、グループメンバー全員で、問題を明らかにし、解決策を立てるので、チームビルディングにも役立ちます。この取り組みを行った後、本社グループの年間計画(Annual Operational Plan)や製品戦略(Product Strategy)を立てる方がうまくいくと考えます。客観的データを基に計画を立てることは重要ですが、グループメンバー全員の気持ち(感情的側面)を考慮することも重要と考えます。

添付の写真は、2018年7月15日に開催した北斗塾1期生第3回ワークショップの中のKJ法ポストイットをグループごとに纏めた写真です。このワークショップでは、機会 (Opportunities):32枚、脅威 (Threats) :32枚、強み (Strengths):30枚、弱み (Weaknesses):30枚のポストイットイーゼルパッドの上に並べられ、機会 (Opportunities) 、脅威 (Threats)、強み (Strengths) 、弱み (Weaknesses) それぞれ8~14グループに分けることが出来ました。

詳しくは、FAQ177で紹介します。

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