北斗塾ブログ

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北斗塾FAQ 120:ナインボックスを使った顧客管理:現状分析:感情的側面とは

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よくある質問120:ナインボックスを使ったSelf Development Planの感情的側面の概念を教えてほしい。

解答120:<ナインボックスを使ったSelf Development Plan>では、自分の内面を見つめ、自分で問題を見つけ、自分で解決策(Self Development Plan)を立てることが求められています。

まず初めに、「Self Development Planの感情的な側面」の定義について紹介します。あなたが、MRを部下に持つ営業所長であれば、私は、Self Development Planの感情的な側面を「目標を達成したいという意欲と部下の開発育成への情熱とポジティブ思考」と定義しています。

次に、MRを部下に持つ営業所長を例に、感情的な側面のHigh/Middle/Lowの概念を説明します。
1.「成果を出すことに対する高い意欲」を例にすると、他の営業所長と同じレベルで、会社で決めた目標の達成に向け、真剣に取り組み、継続力があり、チャレンジを楽んでいれば、Middleとなり、会社で決めた目標の達成に向け、真剣に取り組むんでいるが、大きな障害に遭うと取り組みが減弱することがあれば、Lowとなり、会社で決めた目標の達成に向け、いつも真剣に取り組み、継続力があり、チャレンジを楽しむことができ、その姿勢は、他の営業所長の見本となっていれば、Highのボックスに該当します。
2.「部下の開発育成に対する情熱」を例にすると、他の営業所長と同じレベルで、営業所全体や個々のMRの現状を理解し、問題を把握し、活動計画を立案し、実行し、評価していれば、Middleとなり、他の営業所長より低いレベルであれば、Lowとなり、他の営業所長より高いレベルであれば、Highのボックスに該当します。
3.「ポジティブ思考」を例にすると、物事を前向きにとらえ、可能性のある最大限の結果を期待する。その姿勢が、他の上司を同等であれば、Middleとなり、その姿勢が、他の上司より、やや劣っていれば、Lowとなり、その姿勢が、他の上司を凌いでいれば、Highのボックスに該当します。 ただし、「ポジティブ思考」は、何の根拠もなく、準備もせずに能天気に行動することとまったく異なります。リスクも十分に考慮した上で立てた活動計画を肯定的に実行することを求めています。

それでは、あなたの上司としての感情的側面を自己評価してください。あなたは、High、Medium、それとも、Lowですか? そして、その評価を自分に与えた理由を自分に説明してください。

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