北斗塾ブログ

一般社団法人神戸北斗塾の塾長のブログです

北斗塾FAQ 136:コーチング:必要な知識:ベルビンのチームロールモデル

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 よくある質問136:コーチングの秘訣の中にある「ベルビンのチームロールモデル」について詳しく教えてほしい。

解答136:EB日本チームディレクターのアキコさんのブログから、「ベルビンのチームロールモデルの解説を引用させて頂きます。
メレディス・ベルビン(Meredith Belbin)はチームワーク理論の第一人者のひとりです。主著『Management Teams: Why they succeed or fail』(1981年)で、彼は成功するチームの基本的な要因を明確に示しました。
理想的なチームには8つの役割(後に1つを追加)を担う人が必要なのだそうです。

  1. PLANT:創造力があり困難な問題を解決できる人
  2. RESOURCE INVESTIGATOR:外交的で熱中しやすく、好機を探る人
  3. CO-ORDINATOR:優れた議事進行者で、明確な目標を示し意思決定を促すことBelbinができる人
  4. SHAPER:挑戦的で、精力的に障害に立ち向かっていける人
  5. TEAMWORKER:協調性があり、もめごとを避けるタイプだが、人の話をよく聞き築き上げる人
  6. IMPLEMENTER:有能で頼りがいがあり、アイデアを実行に移せる人
  7. COMPLETER:勤勉で誠実な仕事を納期通りに行う人。また自分や他者の誤りや手抜きに厳密な人
  8. SPECIALISTP:特定分野の知識やノウハウをもつエキスパート
  9. MONITOR Evaluator:優れた戦略的判断力持つ人

私が、ベルビンが凄いと思うところは、担うべき役割には、Team-Role Contribution(チームへの貢献)として他人に認識されるときと、Allowable Weaknesses(許される弱み)として他人に認識されるときがあることを示唆している点です。

そこで、私は、Team-Role ContributionとAllowable Weaknessesを合わせて「チームへの貢献(キャラクター)」と呼び、北斗塾(ボランティア活動)の塾生に一人一人にキャラクターをフィードバックしています。

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