よくある質問130:部下指導の原点に立ち返り、「上司として持つべき知識・スキル」を教えてほしい。
解答130:FAQ128では、上司としての要件は、「心構え」と「知識・スキル」と「経験」で構成されていると説明しました。
FAQ130では、この中で、「上司として持つべき知識・スキル」について詳しく紹介します。
長年、管理職を指導する機会に恵まれてきましたが、成功する管理職に共通した知識・スキルがあることに気づきました。
- 高いリーダーシップ能力:現状を把握し(顧客や一般社員の声に耳を傾け)、優先課題を取り纏め、社員に浸透させ、結果を評価し、部下や社員にまっすぐにフィードバックすることができる。
- 高い問題解決能力:問題を解決するのに十分な分析スキル、感受性、スピード、粘り強さを持っている。また、会社の目標と顧客ニーズの両方を達成できる新しい解決策を見出すことができる。
- 高い学習能力:厳しいまたは今までと異なる状況で、新しいスキルを素早く身に付けることができる。
- 高いコーチング能力:コーチングの定義、コーチングの種類、コーチングに必要な知識・スキルについては、FAQ132で詳しく説明します。
- 日本語・英語で真意を相手に伝える能力:流暢に話す必要はありません。相手に真意をまっすぐに伝えることが重要です。
- 会社・業界・市場・政府方針への深い理解:会社や業界のことばかりに傾注していると、機会(opportunities)や脅威(threats)を見逃すことになるので、気をつけてください。
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