北斗塾ブログ

一般社団法人神戸北斗塾の塾長のブログです

北斗塾FAQ 139:コーチング:必要なスキル:会議運営スキル:概要

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よくある質問139:営業管理職として必要なスキル、「同行運営スキル」について教えてほしい。
解答139:FAQ139では、「同行運営スキル」を<会議前><会議中><会議後>に分けて説明します。
<会議前>

  • 会議の日時・場所は、参加者全員で、Outlookのカレンダーで共有し、3か月分をいつも更新する。
  • 討議事項(討議後に、アクションアイテムを参加者全員で決定する事項)と伝達事項(情報共有のみで、アクションアイテムが必要としない事項)とレーニン(ロールプレーや成功例の発表など)に分けて、 Agenda(議事日程)を作成する。重要な討議事項とトレーニングに時間を割き、伝達事項はできるだけ短時間で終わらせるため伝達事項を事前に参加者にPre-readとして配信する。また、 ナインボックスを考慮し、参加者個々に役割と課題を与え、 Agendaに明記する。
  • 1週間前に役割者に課題を与え、3日前にPre-readとAgendaを配信する。

<会議中>

  • 時間厳守。特に、会議の開始と終了時間をコミットできない管理者は、管理者ではありません。
  • 遅刻と早退を許さない。あなた(営業所長)は、 少なくとも10分前までに会議室に入り、静かな環境を作り、部下を出迎えてください。
  • 会議中に、発言者以外の参加者が隣の参加者と話を始めた場合は明るく大声ですぐに注意する。
  • 重要なロールプレーのMR役は、営業所長 または、理論的側面HighのMRが行なうことをお勧めします。ロールプレーのMR役は若手MRが行ない、ベテランはドクター役を、営業所長はロールプレーの批評をすることが習慣化した営業所の将来はありません。また、ロールプレーの設定(施設名・ドクター名)を宣言してからロールプレーをスタートすることも忘れないでください。
  • 重点施設の活動計画と結果の発表は、添付の重点施設管理シートを使ってみる。
  • アクションアイテム(誰が、いつまでに、何を、どのくらい)のみ、書記が議事録を作成し、会議の最後に参加全員で確認し、アクションアイテムの実行を約束してもらう。

<会議後>

  • 会議の終了後2時間以内に書記から会議参加者全員にアクションアイテムのみ送信してもらう。
  • 2週間後に参加者から会議参加者全員にアクションアイテムの進捗を簡単に返信してもらう。

また、個々の部下の育成に会議を活用すればよいかについては、「ナインボックスを使った部下指導 後編」でも、触れさせて頂きます。

尚、北斗塾FAQに対するお問い合わせは、北斗塾の『ホームページ』のお問い合わせフォームで、ご連絡ください。