北斗塾ブログ

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北斗塾FAQ 134:コーチング:コーチングの秘訣

 

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よくある質問134:コーチングの秘訣を詳しく教えてほしい。

解答134:コーチング秘訣」を6点紹介します。

1.部下を観察し、部下にまっすぐフィードバックする

  • 褒めるスキルも叱るスキルも必要ありません。部下の自己実現や目標達成を図るために、部下を観察し、部下にまっすぐにフィードバックすることだけを考えてください。

2.部下の理論的側面のレベルにあったコーチングを行なう

  • 理論的側面がLowの部下には、指示的なコーチング(具体的に指示を与える)、理論的側面がHighの部下には、支援的なコーチング(両者で解決策を考える)を行ってください。
  • また、理論的側面がHighの部下でも不得意分野は指示的に、理論的側面がLowの部下でも得意分野は支援的なコーチングを行ってください。

3.スキル・知識だけでなく、部下の意欲を高めるコーチングを行なう

  • 成果を出すための知識・スキルのコーチング(理論的側面)だけでなく、部下の意欲を高めるコーチング(感情的側面)を行ってください。必要があれば、「根本原因診断ツール」や「関心度チェックシート」を使ってください。

4・例外を作らない

  • 理論的側面がHighの部下、年上の部下、成績の良い部下にも、コーチングの頻度やアプローチ方法は、異なりますが、必ずコーチングを行なってください。

5.2階層下までナインボックスの活動計画に沿ったコーチングを行なう

  • 階層でいうと2段階下の部下までは現状分析が出来ていることが重要です。本部長であれば部長と課長まで、部長であれば課長と一般社員まで、個々の部下のナインボックスと活動計画が出来ている状態を作ってください。

6.ジョハリの窓、マネジャーのハンドブック、ベルビンのモデルを使ってみる

  • ジョハリの窓、成功するマネージャーのハンドブック、ベルビンのチームモデル、フォーボックスを使うと、部下の人材育成に深さと広がりが生まれます。

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